こんにちは、イーカンパニー代表の八木陽子です。
大学卒業後、出版社に勤務していました。その頃は、編集の仕事を天職だと信じており、やりがいのある充実した日々を過ごしていました。ところが、夫が突然九州に転勤することになり、悩んだ結果、半年後には退職し、九州に移りすみました。
引越しした直後は、縁もゆかりもない土地なうえに、まだ子どもも授かっておらず、友達もいなく、仕事もなく…自分の人生をこれから先、どうやって過ごそうか、途方にくれる日々が続きました。出版社時代の同期や学生時代の友人は、バリバリ仕事をしている人も多く、自分の置かれた境遇に凹む毎日でした。
そんなときに、ふと興味を持ったファイナンシャルプランナーの資格の講座に通うことになりました。編集者時代に、マネー特集を担当し、漠然と「これからの時代はお金のことを知らないと困りそうだ」と感じたことも一つのきっかけでした。
ファイナンシャルプランナーの素晴らしさは、ライフプラン(=人生設計)を考えることに始まります。私は、まず自分自身のライフプランを作りました。
すると、私の色あせていた、当時の生活が、輝きだしたのです!
今の私は何もない。だけど、5年後には、きっと、ファイナンシャルプランナーの仕事もして、仲間にも恵まれているはず。……そのように、あれこれ考えて、ライフプランや目標を立てると、「今」という毎日が貴重な時であり、やらなければならないことがたくさんある。そんなふうに感じました。
同じように、お金相談の現場で、ライフプランやキャッシュフロー表を立てると、お客様の顔がみるみるうちに明るくなってきます。漠然と不安だった将来が、はっきりとして、取るべき対策が明確になるにつれ、前向きな気持ちになります。
お金とは、すべての人の人生にかかわるもの。
ファイナンシャルプランナーの資格を取得した私は、自分自身をも救ってくれたライフプラン・マネープランを伝える仕事をしたいと思いました。「誰よりも分かりやすくお金のことを伝える伝道師になる!」と決意したのです。
この長期の視点は、大人だけでなく、子どもたちにも大切なことです。どうして勉強するのか?将来どんなことをしたいのか? 目先の受験突破だけでなく、長期の視点を持ち、社会のしくみに関心を持つ子どもたちが増えたら、どんなに日本が輝いてくるでしょうか。日本では遅れている【マネー教育・キャリア教育・消費者教育】を普及させたい。そんな想いから、2005年から、キッズ・マネー・ステーションの活動も開始しました。
また、2008年2月に、ファイナンシャルプランナーとして、事務所をフリーランスから法人化しました。
その際に、他のファイナンシャルプランナーと比べて、自分が、どのようなファイナンシャルプランナーでありたいのだろうかと、改めてずいぶん悩みました。
意気込みだけは人一倍ありましたが、他の多くのファイナンシャルプランナーと、どのように、何で、差別化できるのだろうかと思ったわけです。
そんなときに、お金のご相談にいらっしゃった方から、御礼のメールが届きました。
「親身に誠実に対応していただき、有難く思いました。お金のことは夫婦ですり合わせるのが大切だと改めて思いました」
「誠実」・・・・思い起こせば、30年近く前の、小学校の卒業文集でも、大好きな言葉としてあげた言葉です。
弊事務所におきましては、大切なお金やキャリアのことをご相談してくださった方、セミナー、講演で出会った方々、お一人お一人に、時に辛口なりながらも、誠実に対応することを、堅くお約束いたします。
代表 ファイナンシャルプランナー キャリアコンサルタント 八木陽子 |
ファイナンシャルプランナー 事務局・法人プロジェクト担当 柴田千青 | ファイナンシャルプランナー 事務局スタッフ 袖山佳 |
事務局スタッフ 秋山佳子 |
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